2020シーズンのリーグ戦が9月に始まりました。選手1人1人の努力が、これまで以上に求められる中、多くの選手が自分の壁を破って成長してきました。我々の目指すフットボールを見せるという目標に向かって、「助け合い」「団結」「競争」「進化」をしながらレベルアップしてきました。途中離脱する選手もいましたが、より高いレベルを目指すときには「楽」だけではなく「苦」や「難」が生まれます。それに耐えられないときもあります。仕方のないことです。壁があってこそ、それを乗り越えたときに人間として磨かれると思います。
リーグ戦、第1節と第2節は、共にゴールを奪いながらも失点が上回り敗北してしまいました。第1節では、背番号10番の矢野健太選手がハムストリングの怪我により交代しました。続く第2節は怪我が完治せずに試合に出場することができませんでした。それでも、第2節は善戦したと思います。
第3節は前半に先制点を奪いますが、後半に追いつかれてしまいます。昨シーズンまでであれば、失点後の気持ちの切り替えがうまくいかずにそのまま追加点を奪われてしまうこともありました。ですが、そこで「攻めの姿勢」「ゴールに向かう」ことを忘れずに戦い、見事に追加点を奪うことができました。結果は2対1の勝利です。第3節にして、ようやく勝利を勝ち取ることができました。
後半になってから、落ち着いて試合を進めることができず、前に急いでしまう時間帯がありました。体力面で負荷がかかってきたときに、技術ミスが増えました。途中交代したり、普段やっていないポジションでプレーしたときに、うまくパフォーマンスを維持できない選手がいました。周りの選手も、うまく連携できていない場面がありました。どの選手が入っても、どこのポジションで出場しても、誰と組んでも、パフォーマンスを維持できるようにする必要があります。ボラスの目指すフットボールをいつでも見せられるように、準備をしておく必要があるのです。
10月は怒涛の試合ウィークが続きます。勝利を重ねて、1部昇格を目指します。
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