今日は「トレーニングの結果に関わる感情」というテーマでお話させていただきます。
組織を運営するときに「何を大切にするか」で、その組織の色が決まります。ざっくり分けると「楽しければいい」という集団と「目標に向かって頑張る」という集団に別れます。
この2つの集団(「楽しければいいという集団」と「目標に向かって頑張るという集団」)を比べたときに、「楽しければいい」という集団が「目標に向かって頑張る」という集団よりも結果を残すことがあります。「楽しければいい」という集団と聞くと、集団として弱そうなイメージがあると思ういます。目標に向かって頑張る集団の方が、統率されていて、集団として強いイメージあると思います。ですが、ある1つのことを間違うと、このイメージが大逆転されてしまうのです。
人間には「感情」というものがあります。これを行動経済学では「エモーション」と「アフェクト」っていうものにわけているのをご存知でしょうか。「エモーション」というのは「喜怒哀楽のようなはっきりとした感情」です。「アフェクト」は、「ほんの一瞬だけの微妙な感情のこと」です。これをアフェクトと言います。
この「アフェクト」と「エモーション」ですが、結論、感情によって「成長」や「結果」が大きく変わるのです。「喜び」「愛」「笑い」といったポジティブな感情は、考えの幅を広げたり、心と体の不調を整えたり、能力ややる気が高ったり、仕事の効率が高くなったりすることがわかっているのです。これは、ノースカロライナ大学の心理学者、バーバラ・フレデリクソンさんが発表した「拡張―形成理論」として知られています。
つまり、ポジティブな感情は、将来幸せになることがわかっているのです。
ここで「重要」なのは、はっきりとした感情の「エモーション」ではなくほんの一瞬だけよぎる「アフェクト」の方です。なぜなら、エモーションは生み出すのが難しいです。喜怒哀楽の喜びとか楽しみは頑張らないと生み出せません。特に、落ち込んでるときや悲しんでるときに、喜ぶとか楽しむというのは難しいです。
ですが「アフェクト」の方は、無意識のうちに生み出せます。例えば、温かいコーヒーを飲むとか、楽しかった家族旅行の写真を仕事場のディスクに飾るとか、そんなちょっとしたことで、ポジティブなアフェクトが生まれます。仕事の効率や成果が変わるということが、研究でわかっているのです。
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