2020年も残りわずかになりました。やり残したことはないでしょうか。ボラスフットボールクラブは、リーグ戦残り5試合を残して、現在6試合を戦い3勝3敗です。昨シーズンは初めての2部リーグで1勝しかできず、苦い経験をしました。それに比べると、チームは大きく成長しています。それは、所属する選手たちが「クラブのために」という思いをもって、努力を重ねてきたからです。2020年がスタートしたときは、クラブに所属していた選手は25人でした。しかし、監督から求められる「要求」に耐えられず去っていった選手も多くいます。そんな中でも、クラブのために努力を続けてきた選手は大きく成長しています。
社会人になってからもサッカーに携わっている人たちは数多くいます。「サッカーが楽しい」「仲間と一緒に1つのことを楽しみたい」という人は、多いでしょう。しかし、ボラスフットボールクラブは、「クラブが目指す長期的なプロジェクト」のために動いているクラブです。そこに個人の楽しみは必要ありません。社会人サッカー、アマチュアサッカーには珍しい「プロ集団」に所属する選手として、クラブのために戦うことが求められるのです。
「見ている人たちが楽しめるフットボールをする」ためには、選手の成長が不可欠です。自分が今持っている力が定められたレベル以上であれば、あとは「楽」して楽しめるという社会人チーム(アマチュアクラブ)にありがちな状況は、このクラブでは一切ありません。常に今以上の「成長」を求められるクラブがボラスフットボールクラブなのです。「サッカーが楽しみたい」「仲間と一緒に1つのことを楽しみたい」というのは、チームスポーツにおけるプロフェッショナルなメンタルとは言えないでしょう。「自分を変えたい」「成長したい」「誰かの力になりたい」「人のために努力したい」と考えている人にとっては、理想のクラブと言えるのではないでしょうか。ボラスフットボールクラブは「組織で活躍できる人材の育成」という形で、個人に還元していきたいと考えています。
2020年、大きく成長してきた選手たちは、社会でも家庭でも「組織のために」活躍できる人間です。様々な環境に臨機応変に対応し、自分の力を発揮し、仲間の力を引き出すことができるはずです。
ボラスフットボールクラブは、この輪がさらに大きく広がっていくことを願って、2020年残りの日々を邁進していきます。大切な仲間たちとともに。
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